この素材の性質
クロロプレンゴム(英:polychloroprene/略称:CR)は、クロロプレンの重合によって得られる合成ゴムです。クロロプレンゴムの歴史は古く、1930年、アメリカ・デュポン社のウォーレス・カロザースが開発し、1931年にネオプレン®(Neoprene)の商品名で販売されています。
耐候性、耐熱性、耐油性、耐薬品性は天然ゴムより優れ、耐熱性は80~90℃で連続使用に耐え、定温性は−20~30℃まで耐えることができます。ゴム弾性については天然ゴムに近い性能を持たせることも可能です。耐オゾン性も優れており、また接着性や加工性にも優れています。欠点としては電気絶縁性や耐水性が劣る点がありますが、全般的に均衡のとれた性質から、苛酷な使用条件を要求される工業用品などに広く使用されます。コンベアベルトや電線の被覆、防振ゴム、窓枠や接着剤、塗料などに利用されています。
素材の主な用途
各種自動車部品、コンベヤベルト、ワイヤ、電線被覆、ロール、ライジング、Oリング、パッキン、窓枠ゴム塗料、接着剤及び一般工業用品(ベルト、ホースなど)、防塵ゴム、はきもの、レジャー用品(ウェットスーツ)、ゴム引布など。
印刷の可否・手順
【印刷の可否】
×
密着し難く、ゴムを曲げるとインクが割れます。
印刷サンプルギャラリー
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