株式会社 グラフィッククリエーション

合皮へのインクジェットプリント

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この素材の性質

合皮(俗称)は人造皮革(じんぞうひかく)と呼ばれ、皮革に似せて作られた人工素材です。人造皮革は「合成皮革(ごうせいひかく)」と「人工皮革(じんこうひかく)」に分けられます。合成皮革は、天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したもので、人工皮革はマイクロファイバーの布地(通常不織布)に合成樹脂を含浸させたものをそのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布しています。衣類や靴に使われるのは主に人工皮革です。

塗布剤にはポリ塩化ビニル(ビニール、PVC、Polyvinyl chloride、ポリビニールクロライド)やポリウレタン(PUやPolyurethane、ウレタン樹脂、ウレタンゴム)が、含浸剤にはポリウレタンが使われます。表面加工により、スエード(起毛)タイプのものとと銀面タイプのものに分けられます。合成皮革は、生地表面にポリウレタン樹脂等をコーティングする方法と、離型紙上にフィルムを作って基布に貼りあわせる方法があります。

ポリウレタンが使用されるのは、変形自由度が大きい、風合いが良い、柔軟である、安価で汚れにくい、洗濯・染色が容易、なめし工程が不要なため汚水問題がない、などの特性によります。短所としては、ポリウレタンは高温多湿に弱く耐久性がないため数年で劣化してしまうということ、PVCを使ったものは接触した状態で長期間保存するとくっついてしまう、などが挙げられます。

日本で開発された人造皮革としては、東レの最先端技術を集結したエクセーヌが世界的に著名です。高級車の内装に本革を多用するヨーロッパで、1980年代になって本革に代わる高級素材として普及しはじめ、現在、高級車やスポーツカーにアルカンターラブランドとして展開しています。自動車内装用として1984年にイタリアのランチアがテーマにて採用。以降トヨタ、日産、メルセデス・ベンツやBMW、アストンマーチンなど、多くメーカーで内装生地として使用されています。近年ではカスタムにおいても人気で、シートカバーの素材としてだけでなく天井を始めとした内装張替え素材としても使われています。

素材の主な用途

ソファやイスのシート、玩具、衣類、靴、バッグ、ランドセル、バイク、高級車の内装など。

印刷の可否・手順

【印刷の可否】

塩ビ系の合皮にはUVプリント可能です。

印刷サンプルギャラリー

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