株式会社 グラフィッククリエーション

クロムメッキ加工品へのインクジェットプリント

素材の性質・印刷可否  /  素材の主な用途  /  印刷の可否・手順  /  印刷サンプルギャラリー  /  関連する基材・プリント方式

この素材の性質

クロム(英:chromium/元素記号:Cr)とは原子番号24の元素です。硬く、外観が美しい金属色を持ち、大気中でも変色せず錆にくいため、めっきとして広く用いられています。クロムめっきは、1854年にドイツのブンゼンが初めて電解に成功したものといわれていますが、実用化されたのはわずか70年前になります。

クロムめっきは、一般には「硬質クロムめっき(Hard Chromium Plating)」と「装飾用クロムめっき」に分けられており、前者はJIS規格においては「工業用クロムめっき」と呼ばれています。非常に耐食性・耐候性が良く、硬く、光や熱の反射性が良いのが特長です。

硬質クロムめっきは、厚さ2μmから数100μm以上の厚付けのクロムめっきのことを指します。めっき面が緻密で平滑であるため成型物などの表面が滑らかで、離型性は良好です。また、皮膜硬度はニッケルメッキが400~500Hvに対し硬質クロムは約900~1000Hvまで達するため、特に高度な耐摩耗性を要求される製品に用いられています。

さらに低い摩擦係数、非粘着性、化学薬品に対し耐食性を有することから、自動車部品や油圧機器のシャフト、ピストンリングなどの機械部品、金属加工、印刷、運輸、化学繊維製造部品に至るまで多くの産業分野に利用されています。

装飾クロムめっきは表面処理として精密機械をはじめ各種水栓金具などの住宅関連資材、生活雑貨、自動車などの分野に使用されています。比較的厚めの銅、ニッケルなどの中間めっきがなされた後、表層に0.3μm前後の薄いクロムめっきを施します。銅・ニッケルめっきがもつ美しい光沢・耐食性が加わり、美しい外観を保持することができる反面、耐摩耗性が小さく、銅またはニッケルめっきがクロムめっきよりも素材に対する密着力が弱いため、剥げやすいのが欠点です。水道の蛇口やパイプなどの水栓金具、チェーン、車の金属製バンパー、ホイールキャップなどに使われています。

素材の主な用途

シリンダ、各種金型、ゲージ、軸受け、シャフト、エンジン部品、各種塔槽類、熱交換器、バルブ、フランジ・ポンプ、ライター、眼鏡(特に硬度・耐傷性が求められる工業用眼鏡、防塵眼鏡など)、照明器具、インテリアなどの装飾と防食用電気器具、水道蛇口、水栓パイプ、ストーブの反射板、硬度・耐摩耗性を求める機械部品など。

印刷の可否・手順

【印刷の可否】

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密着し難い素材です。

印刷サンプルギャラリー

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関連する基材・素材

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